伝える内容より伝わるのに大切なこと
一生懸命伝えているのに伝わない理由
僕は、クォーターじゃない。
高校時代、テレビに平井堅が映っていると
「お前の兄貴テレビ出てるぞー」
ってめっちゃ言われました。
地元を離れ、寮に入って最初の頃の話です。
顔の凹凸が大きく、日本人離れした見た目のせいで、
コンパでは「クォーターなんですよ」と言うと大体信じてもらえました。
嘘ですけど。(笑)
でも、これは「見た目がコミュニケーションに先回りする」という話の、実に分かりやすい体験談でもありました。
言葉より先に、「見た目」が届く
人は話を聞くとき、耳だけで聞いていません。
相手の表情。 視線の動き。 声のトーン。 仕草のわずかな変化。
これらを、ものすごいスピードで処理しています。
だから、こんな誤読が起きる。
本当は楽しいのに、たまたま表情が曇っていたら「怒ってる?」
本当は迷っているのに、笑顔で返事したら「OK出た」
言葉の内容より先に、見えているものが「解釈」を作ってしまう。
これが、認識のズレの最初の一歩です。
「あの人、うなずいてたから理解してくれてる」
「笑顔で返してたから、前向きだな」
全部、自分の見たいものを見ていただけでした。
相手の表情を「読んだ」のではなく、「解釈した」だけ。
しかも、自分に都合よく。
営業時代、僕はこれで何度もやらかしました。
これ、覚えがある人、いますよね?(笑)
言葉が届くかどうかは、「関係性」で決まる
同じ言葉でも、誰が言うかで受け取り方は変わります。
信頼している人から言われると、スッと入ってくる。 信頼していない人から言われると、同じ内容でも構えてしまう。
これは気持ちの問題ではなく、コミュニケーションの構造の話です。
「何を言うか」より「誰が言うか」。
言葉の中身より、その人との積み重ねが、受け取り方を決める。
「思いやり」も、関係性がなければ届かない
相手に本当に伝えたいと思ったとき、もしその相手との関係性が薄かったら
きっと、受け取ってもらえません。
それが、どれだけ相手のことを思って言った言葉だとしても。
逆の立場で考えてみてください。
今日初めて会った新人営業からのアドバイス
何年も一緒に仕事してきたベテラン営業マンからの一言
人望の厚い上司からの指摘
信頼し合っている夫婦の会話
距離が開いてしまった親子のやり取り
同じ内容でも、受け取り方はまるで違う。
「何を伝えるか」より先に、「どんな関係性を築いているか」。
そこが、すべての出発点なんですよね。
いいプレゼンをしたい。
いいアドバイスをしたい。
大切なことを分かってほしい。
でも、相手がそれを受け取る用意ができていなければどんな言葉も、
空中に消えていくだけです。
では、その関係性はどうやって築いていくのか。
日々の会話の中で、相手の景色を少しずつ確認していくことだと考えています。
「今どんな状況なんだろう」と想像しながら訊いていくこと。
それだけで、関係は少しずつ変わっていきます。
だから、まず「訊く」から始める
言いにくいことを伝えるとき。
大切な提案をするとき。
相手に動いてもらいたいとき。
その言葉がちゃんと届くかどうかは、その瞬間だけでなく、それまでの関係で決まっています。
相手の景色を見に行く積み重ねが、言葉を「届く言葉」に変わっていきます。
コミュニケーションは、話す前から始まっています。
もし「うまく伝わらない」「関係がなんとなくぎこちない」と感じることがあれば、コメントやDMで教えてください。
一緒に景色を同期しに行きましょう。



相手の表情を「解釈した」だけってのは中々のパワーワードですね(^_^;)
けどまぁ、その解釈の精度を上げるのもまたコミュニケーションである・・・あれ?無限ループ?
相手の表情を
「読んだ」のではなく、「解釈した」だけ
すごい言葉だなって思った
言葉や表情が肯定していたからって
それにかまけて、自分勝手に思い込もうとしたことはないだろうか
「大丈夫?」「大丈夫ですか?」
そんな言葉をかけた経験がある
だいたい帰ってくるのは
笑顔での「大丈夫」
これって本当に大丈夫だったのかな
自分が伝えたいこと、伝えたい想い、
それを正しく伝え合える関係を作りたい
そう思える記事でした