荷物を減らしたら、商談まで薄くなってた話。
「今日、向こうは雷雨みたいですよ」
出張先に着いた瞬間、後輩にそう言われました。
え、待って。
傘、置いてきた。
家を出る前、頭にあったのはこれだけ。
「荷物、少しでも軽くしたい」
コロコロじゃないボストンバッグの出張だし、軽いに越したことない。
そう思って、折り畳み傘と作業着の下だけカバンから出しました。
肩は軽い。準備も効率的。
我ながらナイス判断だと思ってたんです。
なのに現地は本降りの雷雨。
車のワイパーMAXでも前見えないやつ。
最近そんな雨降ってなかったのに、こんなことある?笑
結局コンビニで傘を1,000円で購入。
雨傘って、意外と高いんですよね。
濡れたことより、レジでの出費のほうが地味にきつかったです。笑
その「荷物」、減らしすぎてない?
これ、営業でも起きてる気がするんですよね。
トーク、短くしてない?
資料、シンプルにしすぎてない?
質問、減らしてない?
「効率的にしたい」その気持ち、めちゃくちゃわかります。
僕もずっとそうでしたから。
でもそれ、ちゃんと「目的」に沿ってます?
荷物より先に、見落としてたもの
今回の僕、天気予報を完全にスルーしてました。
でももう少し正確に言うと。
「荷物を減らす」ことだけに意識が向きすぎてたんです。
何のために出張するのか。
現地で何が必要になるのか。
そこを確認しないまま、手段だけ先に最適化してました。
荷物を減らすのは、あくまで手段。
出張先の仕事を無事に進める。
これが本来の目的のはず。
なのに「荷物が多い」っていう分かりやすい問題にばかり気を取られてました。
少し前の僕なら「荷物減らせた、よし効率的」で満足してたと思います。
今回も、ほぼ同じことやらかしてました。笑
人って目の前に分かりやすい問題があると、そっちに夢中になっちゃうんですよね。
「効率化」の裏で、目的を見失う
営業も同じ構造だと思うんです。
トークを短くする。
資料をシンプルにする。
訪問件数を増やす。
どれも大事なことです。
でも全部「手段」なんですよね。
本来の目的は、お客さんの状況を理解すること。
認識のズレをなくして、納得感を一緒につくること。
そこが曖昧なまま手段だけ磨くと、頑張ってるのになぜか成果が出ない。
資料は完璧なのに、相手の知りたいことには答えてない。
トークは磨いたのに、相手の不安はそのまま。
訪問件数は増えたのに、一人ひとりの話をちゃんと訊けてない。
これ、僕がPRマシンガンだった頃、まさにこれでした。
話すことばかり磨いて、相手の景色を全然見てなかったんです。
荷物は軽くなった。でも雨への備えはなくなった。
構造、同じなんですよね。
たった一つ、訊けばよかった
今回の僕なら、傘をカバンから出す前にこう訊けばよかった。
「この出張の目的を果たすために、何が必要だろう?」
これだけです。
質問型コミュニケーションって、お客さんに質問する技術だと思われがちです。
でも質問は、自分の「今の景色」を確認するためにも使えます。
「自分は今、何しか見えてない?」
「本当の目的、何だった?」
自分に訊くだけで、狭くなってた視界が少し広がります。
荷物の多さしか見えてなかった状態から、出張全体を見渡せる状態に戻れるんです。
今日、試してほしいこと
次の商談の前に、一つだけ訊いてみてください。
「この提案で、お客さんの本当の目的は果たせるだろうか?」
これだけで大丈夫です。
答えがすぐ出なくても大丈夫。
問いを持つだけで、見える景色は変わり始めます。
効率化そのものは悪くありません。
ただ目的から切り離された効率化は、ときどき必要なものまで削っちゃうんですよね。
「減らすこと」が目的になってないか。
「早く終わらせること」が目的になってないか。
一度立ち止まって、訊き直す。
今回の1,000円は、そのことを覚えるためのちょっと高い勉強代でした。
もし「最近、自分の景色ばかり見てたかも」って少しでも感じたら。
コメントでもDMでも、気軽に教えてください。
一緒に、景色を同期しに行きましょう。





ごーしさん、おはバンビ。
自分の景色だけ見てるとこのようになりますよね。この視線大事だなあ。
あっ、それと傘はカラビナ付きで🤣🦌